育児で限界を迎えやすい理由と対処法|頑張りすぎるパパママへ

手を差し伸べる 子育て

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「子供はかわいいけれど、もう頑張れないかも…」
実際に、限界を感じているパパ・ママは少なくありません。
僕も生後10カ月になる息子を育てていますが、正直しんどくなる時はあります。

この記事では、なぜ限界を迎えてしまうのか、その理由と対処法を解説します。

読み終えたときに、少しでもあなたの心と生活がラクになれば嬉しいです。
それでは、無理せず育児を続けるためのヒントを見つけていきましょう。

  1. なぜ「育児と家事の両立」はこんなにも限界を感じやすいのか
    1. 終わらない&中断だらけの家事タスク
    2. 子供の安全確保と家事の両立の難しさ
    3. 精神的・体力的エネルギーの同時消耗
    4. ワンオペ育児による心身の疲労
    5. 完璧な母親像・父親像に縛られるプレッシャー
    6. 相談できない孤独感
  2. 育児で限界を迎えた時の対処法
    1. 家事の「手抜き」と「完璧主義」の放棄
      1. 命や健康に関わる部分は省かない
      2. 家の散らかりや見た目を気にしすぎない
      3. 一時的にサボってもリカバーできれば大丈夫
      4. 疲れやストレスが溜まってきたときは、それが【手抜きのサイン】
    2. 子供を「一緒に巻き込む」か「集中できる時間」を作る
      1. まだお手伝いできない時期(0歳〜1歳前後)
      2. 1〜2歳(なんでも触ってみたい時期)
      3. 3〜4歳(真似したい時期)
      4. 5〜6歳(自分なりの工夫を始める時期)
      5. 小学生以上(責任感が芽生える時期)
    3. 頼れるものはすべて頼る(パートナー・家族・地域)
      1. 家事援助サービス・家事代行サービス
      2. 産後家事・育児支援事業
      3. ファミリー・サポート・センター
      4. シェアリングエコノミーの家事育児支援
      5. ボランティアによるちょこっとサポート
    4. 悩みや不安を言葉にして相談する習慣
      1. 自治体や専門機関の相談窓口を利用する
      2. 電話やオンライン相談サービス
      3.  匿名のネット掲示板・子育てSNS
    5. 心配事を共有できる場所を持つ
    6. 家事代行サービスを活用
      1. 業界最安値水準の料金
      2. 24時間365日、スマホで簡単予約
      3. 質の高いスタッフによる安心サポート
      4. クラウドソーシングで低価格を実現
  3. 限界が近いかも?注意したいサイン
    1. 「もう無理…」と感じる瞬間の典型例
    2. イライラ・不安・焦りが増える
    3. 眠れない・食欲がないなどの身体サイン
  4. 限界を感じた時の心のケア
    1. 自分を責めない!「できなくて当たり前」精神
    2. 短時間でもOK!意識的な休息と気分転換
  5. 仕事と育児の両立で無理をしないために
    1. ノイローゼになる前に助けを求める
    2. 勤務時間や働き方を見直す
    3. 自分らしい子育てスタイルを見つける
    4. まとめ|限界を感じたら、抱え込まないで

なぜ「育児と家事の両立」はこんなにも限界を感じやすいのか

育児と家事の両立は本当に大変ですよね。キッチンに立っていても子供が寄ってきて上の物を触ろうとしてしまう。指を挟まないか不安で目が離せない。ここでは、何故育児と家事の両立が限界を感じやすいか解説していきます。

終わらない&中断だらけの家事タスク

早く終わらせて次のことをやらなくてはいけないのに、子供を見なくてはいけなくて一向に先に進めない。早く終われば自分の時間も作りたいけど、結局早く終わることなんてなく、夜は疲れて子供と一緒に寝落ち。

実際に多くの人が、

  • 「子供が寝た後や早朝にしか自分時間が取れない」
  • 「夫婦や家族の助けがなければ本当に厳しい」
  • 「家事効率化や外部サービス利用が必須」

このように感じています。

こんなルーティンだと、体力的にも精神的にも限界がきてしまいますよね。

子供の安全確保と家事の両立の難しさ

子供は目を離している隙に、口にして欲しくない物を口に入れてしまうことや、触って欲しくないものを触ってしまうこともあるので、どうしても家事を中断しなくてはいけなくなります。

ほっこりパパ
ほっこりパパ

やってほしくない行動も成長の証。安全を確保しつつ見守ることが必要になります。

ぶつけようのないストレスが溜まってしまいますよね。

精神的・体力的エネルギーの同時消耗

子供の相手をするのは体力を使うのはもちろん、「何かあるといけない」という精神的なプレッシャーも大きいですよね。特に初めての育児だと「何か起きた時に一人で対処できるか?」と不安になってしまいます。

現に、日本経済新聞などの取材でも、「体力よりも精神的ストレスが大きい」と感じる人が65%にものぼると紹介されています。

出典元:日本経済新聞

ワンオペ育児による心身の疲労

夫婦で育児をするのも大変なのに、ワンオペで育児をするとなるとその疲労は計り知れません。
一人で家事・育児をこなしているなと感じたらそれは既にワンオペ育児です。
やむを得ない事情ならまだしも、協力してくれないという環境だとストレスも溜まってしまいます。

一人で限界だという方はこちらの記事もご覧ください👇

育児の悩み|一人で限界を迎えているあなたへ

完璧な母親像・父親像に縛られるプレッシャー

思い描いている完璧なママ・パパでいなければいけないというプレッシャーも限界に近づく原因となります。僕は、ストレスや疲れで疲弊して、子供に満足な愛情を与えられない方が完璧からは遠いのではないかと考えています。

相談できない孤独感

相談する相手がいないというのも、「一人で戦っている」気持ちになり孤独を感じてしまいます。
何かあった時に相談できる相手がいないと思うと、不安で精神的にも疲れてきますし、いざという時の対処も遅れてしまいます。

まとめ|育児と家事の両立が限界を感じやすい理由

  • 家事が終わらず、常に中断されるストレスがある
  • 子供の安全確保と家事を同時にこなすのは困難
  • 体力だけでなく精神的エネルギーも消耗する
  • ワンオペ育児は負担が極端に大きい
  • 完璧な親像に縛られ、自己評価が下がる
  • 相談相手がいない孤独感が疲労感を強める

育児で限界を迎えた時の対処法

「もう自分でもどうしたらいいかわからない」「ストレスで涙が出てくる」
もう限界だと思った時でも対処法はあります。ここではそんな、育児で限界を迎えた時の対処法を紹介します。

家事の「手抜き」と「完璧主義」の放棄

家事も完璧にこなそうとせず、今の生活スタイルや自分の能力に合わせて「適度に手抜き」をしていきましょう。「手抜きするなんて、ダメな親だよ」と思うかもしれませんが、これは「手抜き」というよりも「効率化」すると思ってください。

「効率化」の目安ポイント

  • 命や健康に関わる部分は省かない
  • 家の散らかりや見た目を気にしすぎない
  • 一時的にサボってもリカバーできれば大丈夫
  • 疲れやストレスが溜まってきたときは、それが【手抜きのサイン

命や健康に関わる部分は省かない

食事のバランスだったり栄養面のことは考えましょう。子供が健やかに成長できる環境を整えてあげればそれでいいです。毎食手作りをしなければいけないということもなく、レトルトや冷凍でもしっかり栄養を採ることは可能です。

家の散らかりや見た目を気にしすぎない

家族が安全に快適に過ごせれば、見た目なんて関係ありません。
もちろん、子供が口にすると危険なものや極度に不衛生という状態は避けなければいけませんが、子供が生まれる前と同じクオリティを保つ必要はありません。

一時的にサボってもリカバーできれば大丈夫

その日の状態によって、ご飯をお惣菜ですませたり、掃除・洗濯をしない日があっても問題ありません。掃除は次の日にしたって、汚れは大した変わりません。洗濯だって、着るものがあれば問題ないです。

疲れやストレスが溜まってきたときは、それが【手抜きのサイン】

体調や心が不安定になってきているなと感じたら、迷わず手抜きをして体と心のケアを最優先しましょう。あなたが、体調を崩してしまうと子供も困りますし、目いっぱいの愛情を注ぐことができなくなるのも大問題です。

子供を「一緒に巻き込む」か「集中できる時間」を作る

小さな子どもがいると、家事を思うように進めるのは大変です。
でも工夫次第で「子供を巻き込む」か「集中タイムを活用する」ことで、ぐっと楽になります。

まだお手伝いできない時期(0歳〜1歳前後)

生後10か月くらいだと、実際に家事を手伝うことはできません。
それでも「親の近くで過ごす」こと自体が安心感につながります。

  • 洗濯物をたたむ横で布に触らせてみる
  • 安全な距離から料理の様子を見せる
  • 家事をする場所におもちゃや絵本を置いて、一緒の空間にいさせる

これも立派な「巻き込み」になります。
一方で、子供がおもちゃに集中して遊んでいるときやお昼寝の時間は「集中タイム」と割り切って家事を一気に片付けるのがおすすめです。

1〜2歳(なんでも触ってみたい時期)

  • 洗濯物をカゴに入れる/出す
  • タオルを渡す
  • おもちゃを箱に入れる
  • 軽いコップやランチョンマットを運ぶ
    👉 ポイントは「できた!」を大げさに褒めること。

3〜4歳(真似したい時期)

  • 洗濯物を色別に分ける
  • タオルを広げて折る
  • 床をワイパーで拭く
  • 柔らかい野菜をちぎる
  • テーブルを拭く
    👉 見本を見せてからやらせると集中が続く。

5〜6歳(自分なりの工夫を始める時期)

  • 洗濯物を大人と同じように畳む
  • 食器を並べる・片付ける
  • 混ぜる・盛り付けなど簡単な調理補助
  • 掃除機をかける
  • お風呂掃除(軽い部分だけ)
    👉 丸投げではなく「一緒にやろうね」の感覚で。

小学生以上(責任感が芽生える時期)

  • 家族分の洗濯を干す・取り込む
  • ご飯を炊く、簡単な味噌汁づくり
  • ゴミの分別
  • 自分の部屋の掃除・整理整頓
  • メモを持って買い物に行く
    👉 本人の「やりたい」を取り入れると続きやすい。
ほっこりパパ
ほっこりパパ

「巻き込む」とは単に家事をやらせることではなく、親の近くで安心して過ごすことも含まれます。
そして「集中タイム」を見つけることで、親も効率的に動けます。
子どもの成長に合わせて少しずつ関わり方を変えていくことで、家事の負担を減らしながら親子の時間も充実していきます。

頼れるものはすべて頼る(パートナー・家族・地域)

頼れるものは、家族やパートナーだけではなく、地域のサービスも活用することができます。

地域で頼れるサービス👇

  • 家事援助サービス・家事代行サービス
  • 産後家事・育児支援事業
  • ファミリー・サポート・センター
  • シェアリングエコノミーの家事育児支援
  • ボランティアによるちょこっとサポート

これらのサービスは、住んでいる自治体の社会福祉協議会や保健センターに問い合わせると詳細がわかります。

家事援助サービス・家事代行サービス

自治体や社会福祉協議会が運営する家事援助サービスです。掃除や洗濯、買い物などをお願いすることができます。一人では手が足りない時でもこういったサービスを活用することで、体力的にも精神的にも余裕を持つことができます。

料金も比較的安く活用できるのが魅力的です。

産後家事・育児支援事業

出産後に、家事・育児のサポートをするサポーターを派遣してくれる自治体もあります。
食事・洗濯・掃除といった日常の業務をサポートしてくれます。

自治体 事業名 内容
名古屋市 産前・産後ヘルプ事業 家事や育児が困難な妊婦や出産後間もない方に、調理・洗濯・掃除・授乳・沐浴などのサポートを行うヘルパーを派遣。
※里帰り出産中や支援可能な家族がいる場合は対象外。
港区(東京都) 産前産後家事・育児支援サービス ホームヘルパーや産後ドゥーラを派遣し、家事や育児のサポートを提供。
2025年4月から対象家庭と利用時間が拡充。
横浜市 産前産後ヘルパー派遣事業 妊娠中または出産後5か月未満(多胎児は1年未満)の方へ、家事・育児支援を行うヘルパーを派遣。
品川区(東京都) 家事・育児支援の助成制度 「産後ドゥーラ」や家事支援ヘルパーの利用料を一部助成(1時間あたり約1,000円、最大20時間まで)。精神的サポートも重視。
福岡市 産前・産後ヘルパー派遣事業 妊婦または生後1年未満の赤ちゃんがいる家庭に、家事や育児支援を行うヘルパーを派遣。
2025年度から利用要件が緩和され、オンライン登録にも対応。
世田谷区(東京都) 産後ケア事業 宿泊型・日帰り・訪問型ケアを提供。母体ケア・乳児ケア・育児相談などを含む。非課税世帯は負担減免あり。
葛飾区(東京都) 子育て家庭家事サポーター派遣事業 3歳未満の子どもや多胎児家庭を対象に、家事サポーター派遣と利用料の一部補助を実施。
東京都全体 とうきょうママパパ応援事業 3歳未満の子どもを育てる家庭に、家事・育児サポーター派遣や産後ケア、家事・育児パッケージの配布を実施(区市町村ごとに内容・条件が異なる)。

*2025年時点

ファミリー・サポート・センター

地域の中で、育児を支援して欲しい人と、育児を支援したい人をマッチングしてくれます。

主なサポート内容👇

  • 保育施設や学校・習い事への送迎
  • 保護者の仕事や急用、リフレッシュ時の子どもの預かり
  • 保護者が病気や出産等の場合の臨時的な預かり
  • 学童保育終了後などの一時的な預かり
  • その他、子育て中の困りごとへの支援

料金表

自治体 時間帯・条件 料金(1時間あたり) 備考
葛飾区 7:00〜22:00 1,100円 一部助成あり・おやつ等実費
三原市 平日7:00〜19:00/その他 600円/700円 初回4時間無料・交通費別途
世田谷区 全時間帯 800円 兄弟2人目以降半額
荒川区 平日9:00〜17:00/前後 720円/840円 兄弟2人目以降半額
西東京市 平日8:30〜17:00/その他 800円/1,000円 土日祝・深夜帯は1,000円
習志野市 平日6:00〜22:00/休日 700円/900円 家事支援含む
上越市 平日7:00〜19:00/その他 700円/800円 市が一部補助
大垣市 平日8:00〜17:00/その他 700〜1,000円 30分単位で加算
練馬区 平日/休日 800円/900円 おやつ代別途
中野区 平日/休日 800円/1,000円 病児等は1,200円
入間市 平日7:00〜19:00/その他 700〜800円 30分超過分は半額加算
川島町(埼玉) 7:00〜19:00/19:00〜21:00 500円/600円 補助後料金・実費別途
大阪市 通常/早朝夜間/休日 800〜900円 条件により無償対象あり
伊勢崎市 平日7:00〜19:00/その他 700〜900円 ひとり親世帯助成あり
塩尻市 平日/休日・夜間 600〜1,050円 2人目半額・キャンセル規定

ただし、ファミリーサポートセンターは希望通りマッチングできるとは限らないので、早めに依頼をしたり、条件を変えたりと柔軟な対応が必要となります。

シェアリングエコノミーの家事育児支援

インターネット上のプラットフォームを利用して、「家事・育児をして欲しい人」と「家事・育児のスキルがある人」を繋ぎ合わせるサービスです。
ファミリーサポートセンターと似ていますが違いがあります。

ファミリー・サポート・センターとシェアリングエコノミー家事・育児支援の比較
項目 ファミリー・サポート・センター シェアリングエコノミー家事・育児支援
(例:キッズライン、タスカジ など)
運営主体 自治体(公的制度) 民間企業・プラットフォーム
サポーター 地域住民が登録・研修受講必須 個人登録(経歴・資格は人により差)
マッチング方法 自治体が紹介・調整 アプリ/Webで直接検索・即時依頼可
料金 自治体設定:600〜1,100円/時 目安 相場:1,000〜2,500円/時(サポーターにより変動)
利用範囲 送迎・一時預かり・簡単な家事 家事代行・育児・送迎・付き添い等、幅広い
利用時間帯 概ね 7:00〜21:00(自治体規定) 夜間・深夜も合意次第で可
信頼性・安全性 面談・研修ありで安心感が高い 本人確認・レビュー制度あり(質は個々で差)
柔軟性・スピード 調整に時間がかかる/希望通りにならないことも 当日依頼・直前依頼も可、柔軟に調整しやすい
補助制度 自治体助成あり(減免・割引 など) 基本なし(自己負担)

シェアリングエコノミーで使用する主なアプリ👇

  • ANYTIMES(エニタイムズ):家事や育児、送迎、専門的なスキルなど、日常の困りごとを依頼できる総合マッチングアプリ。個人間で依頼・提供ができ、補償プランも用意されています。幅広く困りごと解決したい人におすすめ。
  • タスカジ:掃除や料理、チャイルドケアなど、家事の分野で依頼・提供ができるサービス。スキルのある登録者に自分の希望内容をお願いできる仕組みです。家事スキル重視の人におすすめ。
  • 子育てシェア(AsMama):送迎や託児、育児相談など、知人同士や地域コミュニティ内で育児の助け合いや頼り合いを実現するアプリ。モノのシェア、買い物代行なども可能。全国でイベントも開催されています。地域のつながり重視の人におすすめ。
  • きらりライフサポート(旧:東京かあさん):主婦や家庭人が家事・育児の実体験を生かして、掃除、料理、子育て、相談など身近なサポートを提供するアプリです。LINEで気軽に問い合わせや相談もできます。家庭的で温かいサポートを重視する人におすすめ。

ボランティアによるちょこっとサポート

「ちょこっとサポート」や「ちょこっと暮らしのサポート事業」「ちょこっと困りごとサポート」といった名前で運営している、時短や単発での支援を目的とした取り組みです。
30分~1時間程で終わるちょっとした困りごとを解決してくれます。

例えば、掃除・買い物・電球交換・簡単な家事・外出付き添い・見守りなど、日常で起きるちょっとした作業をおこなう。利用料も、無料や低価格で比較的利用しやすいです。

家事や育児の負担を軽くするために、自治体・地域・民間の多様な支援サービスを組み合わせて上手に活用しましょう。

ほっこりパパ
ほっこりパパ

支援サービスを使用するのは“甘え”じゃなくて、“自分と家族を守る工夫”です。

悩みや不安を言葉にして相談する習慣

悩みや不安は抱え込まずに声に出して、誰かに相談してみましょう。
頭の中でモヤモヤ考えるよりも、悩みや不安は言語化した方が「自分はこんなことで悩んでいたんだ」と客観的に見られるようになります。

自分でも何にイライラしているのか、何に不安を感じているか、理解できていないと、とても大きな問題に感じてしまうことありますよね。それと一緒で、育児の悩みや不安も漠然と感じていると、大きな問題として頭を悩ませてしまうので、声に出して相談してみましょう。

相談する相手がいない場合でも、悩みや不安を声に出して排出する方法はあります。

自治体や専門機関の相談窓口を利用する

子育て支援センター・保健センター・地域包括支援センターなどでは、無料で相談に乗ってくれます。「無料なんて悪いよ」と思うかもしれませんが、しっかり税金を納めているなら気に病む必要はありません。ありがたく利用しましょう。

保健師や相談員、心理士などの専門家に相談するのも、適切な対処を教えて貰えて、非常に有効です。

電話やオンライン相談サービス

児童相談所全国共通ダイヤル(189)や「子育てホットライン」「子育て相談電話」といった電話やオンラインで相談できるサービスもあります。最近はSNSやチャットで相談することができる自治体・NPOのサービスもあります。

児童相談所への取次窓口は24時間・365日対応(時間帯によっては「転送・対応先振り分け」になる)。しかし、自治体の相談窓口は24時間ではない場合もあるので確認が必要です。

 匿名のネット掲示板・子育てSNS

匿名で悩みを投稿できるサイトやアプリを使うこともおすすめです。
これらのサービスを使うことによって24時間言語化するタイミングはできるし、匿名であれば相談が苦手な人でも思い切って相談できるでしょう。

悩みを相談すれば、他のパパ・ママからアドバイスを貰えるので心強いです。
不特定多数の人が見ているので、同じ悩みでつまずいた経験があるひとがリアルな声を聞かせてくれます。

匿名相談・投稿に使えるサービス👇

ママリ(mamari)
妊活・妊娠・育児の悩みを匿名投稿できるQ&Aアプリ。実際のママからのリアルな体験談や回答がもらえる。

プラスコネット
匿名OK。アドバイザーを自分で選んで相談できるアプリ。自宅から気軽に使える。

ままのわ
働くママ限定コミュニティ。匿名相談ができ、キャリアや育児を専門家に相談可能。

ママとろり
完全匿名の掲示板アプリ。本音を気兼ねなく吐き出せ、共感や励ましが得られる。

あなたのいばしょ
24時間365日、匿名で利用できる無料チャット相談窓口。全国どこからでも利用可能。

上記のような、サービスは状況に合わせて気軽に利用できるのがいいですよね。

心配事を共有できる場所を持つ

心配事をママ友やパパ友、専門機関などに相談できるようにしておくというのも大事です。
あらかじめ相談できる相手を用意しておくことで、安心感につながります。

相談できる専門機関👇

  • 地域の「子ども家庭支援センター」「子ども総合センター」「子育て支援センター」など、自治体が運営する相談窓口
  • 児童相談所(全国共通ダイヤル189)、虐待相談や子育ての困りごとに対応する機関
  • 保健師や児童福祉士、心理相談員など専門スタッフが相談に乗る相談センター
  • 女性相談センターや助産師会の相談窓口
  • 電話・オンライン・対面での相談サービス、LINEなどのデジタル相談窓口も増加中
  • メンタルヘルス支援や発達に関わる医療機関、子どもの心のケア相談窓口

積極的にママ友・パパ友を作るように行動しておくのも自分に身を守ることに繋がります。
日常的に子供が活動する場所に足を運び、交流を深めていくと自然とママ友・パパ友はできます。

家事代行サービスを活用

家事代行サービスを使うと、時間に対するストレスが解消され、自由な生活を取り戻せます。
1日の大半が進まない家事で圧迫されて、やりたいこともできないし、家事が終わらないから集中して子供と遊んであげることもできないといった悩みが解消します。

僕がおすすめするのはCasyというサービスです。
自由な時間を作ってくれるこのサービス。僕が魅力的だと思う部分を紹介します。

業界最安値水準の料金

なんとスタッフ1時間あたり、たったの【2,790円~】(別途交通費あり)なのでちょっと外食するくらいの感覚で頼むことができます。

なぜこんなに安く外注できるのかというと、

  • 独自のシステムによる業務効率化で無駄なコストを削減しているため
  • スタッフの選考や研修、評価を徹底し効率的な人員配置を実現しているため
  • 定期利用を促進し稼働率を高めていることで1回あたりのコストを抑制している
  • 24時間365日対応で当日3時間前まで予約可能といった柔軟な運用体制で利用者満足度を高めリピートにつなげているため
  • 高品質なサービスを保ちつつも、スタッフを社員ではなくパートタイムや契約制、自営業者として活用することもあるため人件費など固定費を抑えられている部分がある

こういった理由から低価格での、外注が可能になっているんです。

家事をお願いして、その分の時間を家族や自分の時間にあてることができます。
家事の浮いた時間で自分のスキルアップや副業にあてれば、外注した分のお金も取り返せてしまいますね。

24時間365日、スマホで簡単予約

24時間365日いつでもスマホ1つで予約できてしまうというのは魅力的ですよね。
これなら、忙しくて予約をする時間を合わせるのが難しいというパパ・ママでも簡単に予約ができますよね。僕も、仕事は朝早くから働き、帰りは残業で遅い。昼休憩も20分はどしか取れない環境なので、営業中に予約ができないってこと多いんですよね。

でも、24時間やってくれていると、急に予定が入ったから予約したいという時でも対応可能なんです。しかし注意点もあります、

  • 人気の時間帯や曜日は利用者が集中し、予約がすぐに埋まってしまうことがある。
  • スタッフの数やシフト状況によって、希望日時に対応できるスタッフが不足する場合がある。
  • 急なキャンセルや変更がある場合もあるが、基本的に事前予約が必要なため、直前の希望に応えられないこともある。

こういった事態に備えて、早めの予約を推奨します。

質の高いスタッフによる安心サポート

Casyのスタッフはクオリティが非常に高いです。採用の審査がとても厳しく、利用者の評価制度があるので、質の高いスタッフを選ぶことができます。
採用の審査の内容は👇

  • 応募後、まず説明会(ガイダンス)に参加。仕事内容や働き方の説明があります。
  • 説明会後に選考会(集団面接)を実施し、コミュニケーション能力やお客様の意向を汲み取る力をチェック。不採用になる大きな理由の一つは、この面接で基本的な会話が十分にできない場合。
  • 料理スタッフの場合は実技テストも行われ、数品の調理を通して手際や味、安全衛生面の確認がされます。掃除スタッフは動画研修+理解度テストを受けます。
  • 採用後、オンラインやオフラインの研修でサービスの流れや使うアプリの操作方法、接客の心得などを学びます。
  • 本人確認(身分証提示)や犯罪歴・反社会的勢力でないかのチェック(本人確認サービス「TRUSTDOCK」利用)も行い、安全面の担保をします。

こういった審査を潜り抜けた、高品質のスタッフなら安心して子供や家族との時間を楽しむことができますよね。

クラウドソーシングで低価格を実現

家事代行というと今までは【お金持ち】の人が利用するイメージでしたが、クラウドソーシング(インターネット上で、依頼・発注をするサービス)にすることで、一般の家庭でも利用できるようになりました。

クラウドソーシングだとなぜ安くなるのか👇

  • 仕事の受発注がオンライン上で直接やり取りされ、中間コストや店舗運営費などのオフラインコストが削減できるため。
  • 多くの個人が仕事を請け負うことで競争原理が働き、料金が比較的安く抑えられる。
  • 雇用形態が正社員ではなく、フリーランスやパートタイム、単発の仕事受託者が多いため、人件費や社会保険料などの固定費が低く抑えられる。
  • 受注者は自分のスキルや空き時間を活かして働けるため、コスト効率の良い働き方ができる。
  • プラットフォームの効率的なマッチング機能により、発注者は必要な時に必要な仕事だけを外注できる柔軟性があり、無駄が少ない。

このような理由で、一般家庭でも利用できる程に低価格にすることができたんです。

実際に平日と、休日に1時間ずつ頼んでみたところ

🏢 平日の利用例

「掃除や洗濯をCaSyにお願いしたから、子どもが寝ている時間に自分も一緒に休めて体力を回復できた」と妻が言っていて、普段休む暇がないと言っていたので、本当に良かったと思いました。

👉 ポイント:平日でも自分の睡眠時間を確保できるのは大きい。

🏠 休日の利用例

休みの日でも掃除や洗濯でバタバタしてしまうのが普通でしたが、CaSyに任せたおかげで時間が浮きました。
その時間を使って、ゆっくり休日ならではの「自宅晩酌の準備」ができて、家族の時間を楽しめました。

👉 ポイント:休日は家事から解放されて家族時間にシフトできる。

CaSyを使えば、家事に追われる毎日から解放され、家族や自分のための自由な時間を手に入れられます。

家事代行サービス比較(CaSy / ベアーズ / ダスキン)
サービス名 参考料金(1時間あたり) 交通費 最低利用 予約・即時性 対応エリア 特徴
CaSy(カジー) 定期:2,790円〜/時/スポット:3,490円〜/時
(お掃除代行・税込)
1回あたり 880円 30分単位・最大4時間(目安) Web/アプリで24時間365日予約・変更可 東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・京都・愛知・福井・宮城 など 低価格帯・損害保険加入・選考/研修クリアのキャスト
ベアーズ 例:4,840円/時(2〜3時間の利用時・税込) 別途(最寄駅から1.3km超はバス代440円/回加算 など) スポット3時間〜(プランにより異なる) Web/電話申込。当日手配向けプラン有(ベアーズエクスプレス) 公式サイトで要確認 研修・認定制度あり。多様なプラン(整理収納・料理代行 等)
ダスキン(メリーメイド) 家事おてつだい:11,000円/2時間(定期)/13,200円/2時間(1回)
目安:5,500〜6,600円/時
プラン・地域により見積 2時間〜 無料訪問見積の上で予約(Web申込可) S/A/Bの全国エリア区分(地域で料金差あり) 大手の安心感。妊産婦・在宅勤務応援など各種プラン

※料金は2025年8月時点の公式情報を基にした参考値です。エリア・頻度・プラン・初回/定期・スタッフ人数等で変動します。
※別途、鍵預かり費・駐車場・消耗品費・交通費・延長料金などが発生する場合があります。最新情報は各社サイトをご確認ください。

気になる方は公式サイトで確認を👇

【CaSy】

限界が近いかも?注意したいサイン

睡眠、食事、人、リロードのアイコン

案外、自分でも限界がきているのか気づかない人は多いです。
本当に、精神的に疲れてしまっている時は、どんどんネガティブな考えになって限界を迎えている自分を否定してしまうなんてこともありますよね。

ここでは、客観的に見られるように、注意したいサインと心のケアの方法を解説します。

「もう無理…」と感じる瞬間の典型例

  • 凄く疲れて怠い、何もしたくない
  • 眠れない、食べたくないと思い、生活リズムが崩れる
  • 感情のバランスが取れない

このような状態になったら「もう無理かもなぁ」となんとなく思いますよね。
しっかり自分を休めてあげてください。

イライラ・不安・焦りが増える

限界が近いと、イライラ・不安・焦りで心が不安定になります。
寝不足の時など、普段なら気にしないことでもイライラしてしまうことありますよね。あんな感じです。

心のバランスが取れていない時こそ、自分の不安定さに気づけないので意識して自分と向き合いましょう。

ほっこりパパ
ほっこりパパ

とはいえ「意識すれば自分で不安定さに気ずけるものでもないだろう!」と思いますよね。そうなんです!自分でもわからないから困っているんですよね。
だからこそ、【意識】というよりも、【少し誰かにぼやいてみる】くらいでもいいです。お湯入れて3分の間に、誰かに愚痴lineして、自分は不安定になっていないか確認してみましょう。

眠れない・食欲がないなどの身体サイン

疲れているのに、眠れない・食欲が沸かない、というのは体に現れる限界のサインです。
頭の中でずっと考えが止まらなくてうるさくて眠れないんですよね。
そして、気分が落ち込んでいると胸がいっぱいになって食欲もなくなります。

ただし、「今だけの限界サイン」なのか「専門的な診療や相談が必要な可能性がある」のか確認する必要があります。

「限界サイン」と「うつ病が疑われるサイン」のちがい(目安)
項目 限界を感じているとき うつ病が疑われるとき
睡眠 寝つきが悪い/夜中に目が覚めるが、休養すると改善する 何日も続く/眠っても疲れが取れない
食欲 ストレスや気分の落ち込みで一時的に減る 2週間以上、食欲低下や体重減少が続く
気分 イライラ・不安が一時的に強くなるが、リフレッシュで回復 何をしても楽しくない/気分が持続的に沈む
行動 やる気が出ない日があるが、状況が変われば動ける 仕事・育児・家事など日常生活に支障が出る
回復 休養・サポート・気分転換で改善しやすい 自力では改善しにくい/医療・専門支援が必要

※あくまで目安です。症状が長引く/悪化する/日常に支障が出る場合は、早めに医療機関や相談窓口へ。

「眠れない」「お腹が空かない」という状態のときは必ずしもうつ病ということはないですが、絶望的な気持ちや生活の支障がでる状態が続いていると、うつ病を発症するリスクが高まることもあるので、適切なタイミングで医療機関を受診してください。

限界を感じた時の心のケア

泣いている女性、慰める老人

「もうダメだ」と思った時、どうすればいいのかわからなくなりますよね。
精神的に落ち込んでいる時は、まともな判断も難しくなります。
そんな時にできる心のケアをここでは紹介していきます。

自分を責めない!「できなくて当たり前」精神

まずは、自分に厳しくしすぎないことです。落ち込めば落ち込むほど「自分はなんてダメなんだ」と自分を責めてしまいがちです。

「できる方がおかしい」くらいの気持ちでいていいんですよ。
面接などでも、「絶対完璧に対応するぞ!」と思って臨むと緊張で上手く話せなかったり、逆に『落ちても次がある』くらいの気持ちだと、自然体で臨めてうまくいくこともあります。

【完璧は追究しない】でも【やるべきことだけはやる】そのバランスが大事です。

ほっこりパパ
ほっこりパパ

「やるべきこと?そのタスクがパンクしているんだよ!」
でしたら、今日の目標は【呼吸をする】にしましょう。恐らくこれは達成できるでしょう。

短時間でもOK!意識的な休息と気分転換

少しの時間だけでも、休息と気分転換の時間を作りましょう。
とはいえ、子供の面倒を見ながら休息するなんて難しいですよね。

そんな時は、子供と一緒に外を散歩するのがおすすめです。子供も刺激を与えられて脳の成長も促しますし、自分も外の空気を吸って気分転換になります。
僕も、一人で子供を見ていなくてはいけない時は、ベビーカーに乗せて近くの公園や路地をあてもなく散歩したりしていますよ。

他にも

  • 呼吸を意識して瞑想したり、ストレッチをする
  • 好きな音楽で心を落ち着かせる
  • 一杯だけのティータイムをする

こういったことも、スキマ時間で挟んでいくといいでしょう。

仕事と育児の両立で無理をしないために

仕事と育児両方頑張ろうと思うと辛くなってしまいますよね。
時間は有限で、仕事をしている時間は育児はできないし、育児をしている間は仕事ができない。
トレードオフな関係なのです。

ここでは、仕事も育児も両方頑張ろうとしてしまうあなたへ、無理をしないためにできることを紹介します。

ノイローゼになる前に助けを求める

頑張りすぎると心身に不調をきたしてしまいます。限界が来る前にSOSを出しましょう。
優先順位を見失って、大切なものを見失っては本末転倒ですよ。

僕も、職場でのストレスに限界を感じて車の中で叫んだこともあります。
子供のように泣き叫んだり、暴れたりしたいと思いましたよ。

努力は大事だけれど、自分のキャパを考えてバランスよく仕事と育児頑張りましょう。

勤務時間や働き方を見直す

あなたの今の生活にあった、勤務時間や職場で働きましょう。
今働いている職場が、柔軟に対応してくれる会社ならば、無理のない勤務時間・働き方の提案をするといいです。

職場に生活を合わせて、家庭の事がおろそかになるようでは本末転倒です。
一般的には、職場は生きていくため、豊かに生活するために行くものだと思うんですよね。
優先順位を間違えないでください。

自分らしい子育てスタイルを見つける

各家庭にあった子育てのスタイルがあると思います。
例えば

  • 家のことを夫婦で分担するスタイル
  • タイムスケジュールを作って、家事・育児・仕事の時間をわける
  • サービスを使って家事・育児を賄う

家庭によって、働いている状況、子供の人数、頼れる人、それぞれ違うので、一番自分にあったスタイルを考えてみるといいでしょう。

まとめ|限界を感じたら、抱え込まないで

「もうダメだ」と思った時は一人で抱え込まないでください。
この記事の内容を大きくまとめると、

  • ダメになってしまう原因は「心・体・環境」の複合
  • 無茶していると育児も家事も悪循環に
  • あなたは悪くない、頼れる手段をすべて使うことが大切
  • あなたを助けてくれる人、サービスはある

困った時、疲れた時に人に頼るって、意外と難しかったりしますよね。
しかし、子育てと仕事どちらも頑張るのは大変です。【頼る、休む、工夫する】を意識して上手にこなしていきましょう。

困った時に頼れる選択肢の一つとして、家事代行サービス CaSy を使うのもおすすめです。

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